道路が東側に接続し、南側には隣家が密接して建築されているケース。
城東エリアでは非常に多いこのパターンでも、風と光を取り込むことは可能です。
ポイントは事前の環境調査にあります。

全景を見て頂くとおわかりのように、東側道路面から撮影していますので、南側（写真の左側）が隣家と密接しています。
しかし、東西方向にしっかりと風の通り道を作り、北側をしっかり空ける事で薄暗いお部屋を改善する事は可能なのです。

一般には考えにくい南側を廊下や階段として配置しましたが、ずいぶんと明るいお部屋に仕上がったと思いませんか？
西側に大きなサッシを採用して午後の日差しが東側のお部屋にまで差し込んできます。

洗面化粧室やトイレなど、壁の厚みを利用した収納は当社の得意技のひとつです。
ちょっとしたスペースも無駄にせずに有効に活用してご提案させて頂きました。

２階には１５帖の広々ＬＤＫと４．５帖の洋室を配置。３階はもちろん日当たり抜群です。
事前の近隣の状況や環境の調査によって、こんなにも明るい家が出来るのです。