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20坪の敷地にはどんな家?
20坪の間取り住宅特集 リバティホームは、ここ2年で約65%のお客様が3階建ての注文住宅をご希望されています。 それはやはり、決して広くはない土地に間取りを考えた場合、3階を創ることで望みをかなえるからなのです 需要は年々高まっている狭小住宅ですので、20坪の土地に家を建てたい!という方は減ることはありません。 しかし、実際に20坪の狭小敷地に住むとなると、 ■20坪しかないと狭くて不便なのでは? ■どの程度の3階建てが可能? ■リビングは何階に? 収納は無理がある? など、疑問や不安も多く出てくるかと思います。 狭小住宅といっても、敷地20坪もあれば、都心部では一般的なサイズになります。 さすがに平屋は難しいですが、上に伸ばす3階建てで満足の注文住宅を実現されたご家族が大勢いらっしゃいます。 ひとくちに20坪といっても、様々な建築条件によって、建築可能な家は変わってきます。 まずはその条件を知ること。そして、夢を形にしてまいりましょう。 2階にLDKを配置して、1階は寝室や収納スペースにする。 階段をコンパクトにして、スペースを有効活用する。 収納をたっぷり設けて、物を置く場所に困らない。 吹き抜けを作り、開放感を出す。 リバティホームの敷地23坪のモデルハウス、そして実際にリバティホームで お引き渡しした20坪前後のお宅をご覧ください 敷地23坪、3階建てモデルハウスをご見学いただけます。 江戸川区西小岩のリバティホーム本社近くに、3階建て住宅のモデルハウスをご用意しています。 1階面積13.5坪の決して広くはない空間に、開放感ある吹き抜け、27畳の広々LDK、緑の鮮やかな屋上庭園。 都市型住宅の機能性・自然の味わい・家族の憩いが共生する、提案型の3階建てモデルハウスです。 限られたスペースを有効活用するアイデアが詰まった空間で、あなたの家づくりのヒントを見つけてください。 また、家づくりに関するご相談や、敷地調査のご依頼も承ります。 どうぞお気軽にご相談ください。 ※モデルハウスは常駐スタッフがおりませんので、ご見学いただく際は事前のご予約をお願いいたします。 ご予約の際、家づくりに関するご質問・ご相談をお知らせいただければ、お客様に合わせた資料をご用意いたします。 モデルハウスご来場はこちら 狭小住宅が分かる本を差し上げます。 狭小住宅をご計画いただく際の詳しいポイント・注意点を、お手元でじっくりお読みいただける小冊子にまとめました。 ご希望の方に無料でプレゼントしています。 20坪以下、狭小地に家を建てる 3階建てを計画する時の7つの基本原則 施工事例集 3階建てのご計画、まず確認しておきたいチェックポイント はじめての家づくりで失敗しないための注意点 リバティホームの厳選事例を豊富な写真でご紹介 カタログ請求はこちら 面積別×価格別・間取りプラン集、電子ブックで 今すぐご覧いただけます。 リバティホームが手掛けた住まいの図面と価格を、 面積別・価格別でご紹介いたします。 電子ブックで今すぐご覧いただけますので、 ぜひお役立てください。 ダウンロードはこちら 実際の施工例 敷地20坪 将来のことも考えた木造狭小三階建て住宅。 子育ても家事もしやすい間取り。 敷地面積19坪。 一目ぼれしたキッチンを起点にデザインされた3階建て 施工事例をもっと見る
2023.09.22
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15坪の狭小住宅を建てたい方、間取りが気になる方へ
15坪の間取り狭小住宅特集 リバティホームは、ここ2年で約65%のお客様が3階建ての注文住宅をご希望されています。 需要は年々高まっている狭小住宅ですが、15坪の土地に家を建てたい!という方も増えてきているのではないでしょうか。 しかし、実際に15坪の狭小住宅に住むとなると、 15坪しかないと狭くて不便なのでは? 生活し辛そう。 さまざまなことを我慢しなくてはならなそう。 など、疑問や不安も多く出てくるかと思います。 しかし、実際の狭小住宅とは、狭いというマイナスなイメージを払拭するほど、快適で暮らしやすい空間になっており、15坪であっても限られたスペースを有効活用するためのさまざまなアイデアを詰めることのできる住宅です。 リバティホームでは、お客様の希望を最大限に生かした、敷地15坪の暮らしやすい狭小住宅もいくつも手掛けています。 例えば、 2階にLDKを配置して、1階は寝室や収納スペースにする。 階段をコンパクトにして、スペースを有効活用する。 収納をたっぷり設けて、物を置く場所に困らない。 吹き抜けを作り、開放感を出す。 など、さまざまな工夫をすることで、15坪の狭小住宅でも、快適で暮らしやすい空間を実現することができます。 リバティホームでは、お客様のライフスタイルやご予算に合わせて、最適な狭小住宅をご提案いたします。 狭小住宅であっても、快適で暮らしやすい家を建てたい方は、ぜひリバティホームにご相談ください。 3階建てモデルハウスをご見学いただけます。 江戸川区西小岩のリバティホーム本社近くに、3階建て住宅のモデルハウスをご用意しています。 1階面積13.5坪の決して広くはない空間に、開放感ある吹き抜け、27畳の広々LDK、緑の鮮やかな屋上庭園。 都市型住宅の機能性・自然の味わい・家族の憩いが共生する、提案型の3階建てモデルハウスです。 限られたスペースを有効活用するアイデアが詰まった空間で、あなたの家づくりのヒントを見つけてください。 また、家づくりに関するご相談や、敷地調査のご依頼も承ります。 どうぞお気軽にご相談ください。 ※モデルハウスは常駐スタッフがおりませんので、ご見学いただく際は事前のご予約をお願いいたします。 ご予約の際、家づくりに関するご質問・ご相談をお知らせいただければ、お客様に合わせた資料をご用意いたします。 モデルハウスご来場はこちら 狭小住宅が分かる本を差し上げます。 狭小住宅をご計画いただく際の詳しいポイント・注意点を、お手元でじっくりお読みいただける小冊子にまとめました。 ご希望の方に無料でプレゼントしています。 20坪以下、狭小地に家を建てる 3階建てを計画する時の7つの基本原則 施工事例集 3階建てのご計画、まず確認しておきたいチェックポイント はじめての家づくりで失敗しないための注意点 リバティホームの厳選事例を豊富な写真でご紹介 カタログ請求はこちら 面積別×価格別・間取りプラン集、電子ブックで 今すぐご覧いただけます。 リバティホームが手掛けた住まいの図面と価格を、 面積別・価格別でご紹介いたします。 電子ブックで今すぐご覧いただけますので、 ぜひお役立てください。 ダウンロードはこちら 実際の施工例 敷地15坪 海、森、空。階ごとにテーマを定めた、心地よい空間。 家事動線や家族との時間にこだわった、三階建て木造住宅。 敷地面積16坪。 他社メーカーに断られ、あきらめかけていた夢がかないました 施工事例をもっと見る
2023.08.21
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3階建て住宅のポイント
昨年、リバティホームで家づくりを進めて頂いたお客様のうち、 全体の3分の2に近い65%もの方々が3階建てをご希望され、 完成・お引き渡しを迎えられました。 最近でこそ「狭小住宅」という言葉が一般的にも浸透し、お問い合わせの際にも、そのキーワードを頼りに当社のホームページに辿り着いた、という方も少なくありません。 そこで、今回は3階建て狭小住宅をご計画される際のいくつかのポイントをまとめてみましたので、皆さまのご参考にして頂けたらと思います。 ポイント1 道路の幅ってとっても大切なんです これは3階建てだけに限らないのですが、家を建てる場合には必ず幅員(道路の幅です)が4m以上ないと、原則として建築基準法上の道路として認められません。認められないと言う事はつまり、家が建てられないということなのです。 「でも、うちの前の道路は3m位だけど、家は建っているよ」 そうなのです。そこが今回のポイントです。 つまり今後新しく新築をご計画される場合には、将来的に4mになるように敷地を下げて建築をしなければならないのです。(これをセットバックと言います) 江戸川区を始め、葛飾区、江東区、足立区、荒川区などの東東京エリアでは、元々ある道路が狭い場合も多く、今の土地からさらに小さくなってしまうの?というお悩みも皆さまから大変多くお聞きします。だからこそ、狭小住宅という建築そのものに慣れている業者を見つける事が、家づくりの大切な「始めの一歩」となるのです。 ポイント2 お隣のトイレやお風呂はどこ? これはもちろん、お隣さんのお風呂の位置が知りたい訳ではありません。 でも、こちらのリビングの大きな窓の向こう側にお隣のトイレがあったとしたら? また換気が出来るように計画した窓の向こう側に、お隣の換気扇の排気口が向いていたとしたら、窓を開ける度にお隣さんの今夜の晩御飯がわかってしまうかも知れません。 狭小住宅の場合、一般的な建物よりもずっとそういった近隣の状況の確認が必要になってきます。そして天窓(トップライト)や中庭(パティオ)といった具体的なご提案が大切になってくるのです。 ポイント3 リビングと階段の親密な関係 3階建て住宅のポイント階段の位置。 これも狭小住宅ではとても大切な要素のひとつです。 一般的な住宅でも階段位置は重要と言いますが、狭小住宅の場合は特に、階段位置や種類がリビングの広さに直結しますので、写真のようなシースルーの階段で広さの演出をすることもあります。 狭小住宅の場合、間仕切りをガラスで造作したり収納スペースを平面ではなく、立体的に取る工夫が必要になったりもするのです。 また階段にホール部分を作るだけで約1坪弱(畳2帖弱)変わる場合もあるので、最後まで悩まれる方が多いのも、この階段部分なのです。 ※こちらでご紹介した内容以外でも、たくさんのポイントがございますので、モデルハウスでその工夫の数々を体験してみてはいかがでしょうか。
2023.07.02
#狭小住宅
#3階建て住宅
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建て替え、1981年が目安です
リフォームや建て替えを検討されていらっしゃる方は非常に多く、築20年を超えた方ならば一度は考えたことがあるのではないでしょうか。 その中でも1981年以前の建築、つまり築35年以上の皆様が真剣に検討されています。 建て替えやリフォームを検討するには十分な築年数ですが、それに加えて1981年以前と以後では建築の基準が大きく異なるのです。 もちろん1981年以前のものでも「頑丈な家」を重視された場合には現在の基準をクリアしているものもあるでしょうから、築35年を超えたものすべてに工事が必要なわけではありません。 耐震補強といっても、土台を強化するもの、壁を強化するもの、柱を強化するもの、そして耐震・制震装置を設置するものなど、その方法は多岐にわたります。 環境にあわせて工事をすることが最良であることは言うまでもありません。特に城東地域は水害の不安のある地域でもありますから、それらに合わせて最適な方法を探すようにしてください。 特にリフォームの場合は、工事中は一時的に不自由な生活になることも多くなります。 一方建て替えは仮住まいでの生活、そして二回の引っ越しが必要になることからも、やはり精神的に疲れてしまう面もあります。 従いまして、工事だけではなくご家族の健康面なども考えて予定を立てることが必要になるでしょう。 皆様が今後100年を安心してお住まいになれるよう、お手伝いして参ります。
2023.07.02
#狭小住宅
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二世帯住宅の光熱費は分けるのがいい?
二世帯住宅の光熱費 計算方法は? 間取りと同様に、二世帯住宅を建てるときに重要視したいのが光熱費の計算方法です。 建物で一括なのか分けるのか。分けるとしたらどの段階から分けるのか。 方法はいくつかあります。 同じ家に住んでいても、世帯ごとにライフスタイルや時間帯は異なってきますので、光熱費も分離するのが自然なケースが多いようです。 二世帯住宅一軒で一か所のメーター契約をして、基本料金を一軒分としてコストダウンを図るのもいいかもしれません。 ただしその場合、現在は各家庭で多くの電化製品を使う生活になっていますから、契約アンペアを大きなものにする必要があり、基本料金が上がってしまうケースもあります。 基本料金から分割 メリット・デメリットは? では基本料金からしっかり分けるのは? これもまたメリットデメリットがあります。 メリットは何と言っても世帯ごとに使った分をきっちり支払える明確さ。 そして将来的に、一世帯分を賃貸で貸しだすなどの変化を考えている場合など、は最初から分離するのがいいでしょう。 その場合のデメリットは初期のコストが上がることでしょうか。 一例をあげると電気と水道のメーター設置には、それぞれ約30万円。ガスも約15万円かかります。 また、メーター本体を検診などの都合を考えて道路に接している面の一か所にまとめたいため、配管や配線が長くなりやすいことも忘れてはいけません。 家を建てることは、本当に考えることが盛りだくさんですね。 このように悩みどころの多い二世帯住宅こそ、経験豊富な注文住宅会社に 相談することで、解決することも多いのです。
2023.07.02
#二世帯住宅
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二世帯住宅の間取り ②玄関共有、キッチンは別々のタイプ
こちらのコラムでは、二世帯住宅の具体的な間取り(プラン)の実例から、どのような工夫があるのかを 具体的にご紹介していきたいと思います。 事例で見る 二世帯住宅の間取りポイント プランの概略 玄関が1ヶ所(共有タイプ)、キッチンは別々にしていますが水廻りは一緒に使うパターンです。 また、特長的なのが敷地の形状です。もちろん二世帯住宅だけに限りませんが、変形敷地に対しても 柔軟に設計し、より使いやすいプランのご提案をするのも弊社の強みです。 親世帯は、1階が生活の中心で2階を一部共有するタイプ。 子世帯は、2階~3階を使い、水廻りを共有。 物件の概要 敷地面積/86.14m2(26.05坪) 1階/48.85m2(14.77坪) 2階/48.02m2(14.52坪) 3階/43.04m2(13.02坪) 合計/139.91m2(42.31坪) 1階部分 プランニングのポイント ① 敷地の形状に合わせて、建物の外壁部分も変化しています。 これ自体は、二世帯住宅の特長ではありませんが、限られた敷地の中でいかに上手にプランニングするかは、いずれにしても重要ですので、ご紹介させて頂きました。 ② リビングに隣接した畳コーナーです。この図面ではわかりにくいのですが、実際にはリビングのフロアから15cmくらい高さを上げてあります。 高低差が使いづらいというお客様もいらっしゃいますが、逆に少し高くする事でベンチのように使う事も出来ますし、畳の下を収納にする事も可能です。 ③ このプランのように、水廻りを共有タイプにしている場合であっても、洗濯機は別で設置する事がやはり多いようです。 普段は収納のように扉で隠してしまう作り方もありますので、プランに合わせて上手に取り入れる事が可能です。 2階部分 ④ この洗面所も二世帯住宅の特徴的な部分を現わしています。 それは、この「アコーディオンカーテン」です。ここにカーテンを設置している理由は、親世帯がお風呂を使っている場合に、子世帯が2階のトイレを使い辛いというプラン上の問題をクリアするために作られた工夫です。例えばお年頃のお孫さんがいたとしても、同様の問題が発生します。もちろんプラン制約上の問題で洗面室からトイレに行く動線になってしまっているからこそですが、このように住む前に住んでからの問題をいち早くご提案できるのも、地元密着で永くご支持を頂ける理由なのかもしれません。 3階部分 ⑤ またご家族の人数が多い場合には、3階にもトイレを設置する工夫は必要です。 もちろん二世帯住宅の場合は、そこに住まうご家族の人数も多くなりがちですから、寝室に近い場所にトイレがあれば、朝の忙しい時間帯などでも便利です。 また、ご紹介した内容や二世帯住宅について、わかりやすくまとめたリバティホームオリジナル資料 「狭小地の二世帯住宅を徹底検証!」 が、完成しましたのでぜひ皆さまの家づくりにお役立て下さい。
2023.07.02
#二世帯住宅
#狭小住宅
#3階建て住宅
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完全分離型二世帯住宅 ②
完全分離型二世帯住宅をプランから考える 完全分離型二世帯住宅リバティホームのホームページを訪れてくださる皆様の、最近最も話題になっているキーワードは、『完全分離型二世帯住宅』です。 玄関を個別にして、キッチンや水回りも別にする。長期的には賃貸併用住宅も視野に入れながら…。と言ったように、悩みは尽きません。 けれど城東エリア(都内東側及びその近郊エリア)での二世帯住宅の建築となると、コストだけではなく“敷地の有効活用”といった新しい悩みの種も生まれてきます。 今回のコラムでは、完全分離型二世帯住宅をプランの部分から考えてみたいと思います。 完全分離型 二世帯住宅プランの実例を検証する 完全分離型二世帯住宅 間取り右のプランは、完全分離型二世帯住宅の参考例です。 参考となる情報をまずはご紹介しましょう。 敷地:100.08m2(30.27坪) 建物:153.18m2(46.33坪) 3階建て 屋上付き 1階は、2DK 2~3階は、4LDK 家族構成は、親世帯が60代のご夫婦 子世帯が40代ご夫婦とお子様2人(13歳、15歳)の 6人家族様を想定しています。 土地の大きさや、家族構成からのお部屋の数を考えますと、とても理想的なプランと言えそうです。 1階には独立したキッチンや水回り。ご両親様それぞれに1部屋ずつ確保出来ています。玄関も二つ設置してありますから、ゆくゆくは賃貸住宅としても利用出来るかもしれません。 そして2階には広々としたリビングとゲストルームとしても使用できる洋間。3階には主寝室とお子様二人分のお部屋も配置してあります。 完全分離型二世帯住宅の場合、このように上下階で分けるパターンと、タテに区切って分けるパターンがありますが(親世帯が1階の半分と2階の一部、子世帯は1階の半分と2~3階という形)、使い勝手を考えれば親世帯には階段を使わずに平面で暮らせるプランの方が一般的と言えるでしょう。 しかし、暮らし方によっては『完全分離型』も万全とは言えません。限られた敷地と納得できる予算の範囲内でベストと思われるプランを検討しているのですから、正解はお客様の数だけ存在するのです。 二世帯住宅のプランに迷ったら… 完全分離型二世帯住宅 施工例写真一般的な単世帯の住宅以上に、プラン上の制約やコスト面でのアップは避けられないのが二世帯住宅です。 詳しくは、こちらのコラムも合わせてご覧ください。 (コラム 二世帯住宅の価格を学ぶ) ですから「二世帯住宅をたくさん建てている建築会社を探す」のではなく、「ご計画されている土地のエリアで二世帯住宅を得意としている建築会社」を探さなくてはいけないのです。
2023.07.01
#二世帯住宅
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完全分離型二世帯住宅 ①
二世帯住宅を考える時に、皆さまが最初にぶつかる問題はやはり 「プランについてどうしよう?」という部分ではないでしょうか? 玄関は一緒?それとも別にする?キッチンは、共有にする?などなどですね。 そして、最近HPのお問い合わせやご相談に来場されたお客様から最も多い質問(キーワード)は、 完全分離型の二世帯住宅について です。 今回はこの「完全分離型二世帯住宅」についてのお話をご紹介したいと思います。 完全分離型の二世帯住宅って? そもそも「完全分離型」の二世帯住宅とは、1棟の建物として建築をするものの、玄関は二ヶ所設置し内部でも完全に分かれ、それぞれが独立している住まい方を指します。 考え方としては、アパートで2つの家族がお住まいになっているところをご想像頂けるとわかりやすいかもしれません。 各世帯のプライバシーを保つ事ができる、と言う意味ではメリットも大きいのですが、大きく分けると二つの特長があります。 1、建物としては「長屋」(集合住宅)というカテゴリーに属するので、避難通路などの規制がある。 2、当然に設備が全て2ヶ所必要になってくるので、費用的に高くなってしまいがちな傾向も。 二世帯住宅をどのように考えていくべきか ここで、もう一度二世帯住宅について振り返ってみましょう。 ここ数年、二世帯住宅を検討されるお客様が増えてきた事については、様々な理由が挙げられます。 例えば、子育てについての不安です。共働き世代の増加により、家事や育児についての親世帯の協力 というのは、何よりも心強いものです。 また逆に、高齢化社会となった現代の日本では親世帯の介護の問題や将来的な不安もあるでしょう。 そういった時代背景を受けて、二世帯住宅が脚光を浴びているのだ、とも言えそうです。 そうするとどうやら次は、「自分達に合う二世帯住宅はどんなカタチなのか」、について考える事がたいへん重要な事になってきそうです。 完全分離型二世帯住宅そうする事で、自分達が求める二世帯住宅というのが、完全分離型なのか、一部共有タイプなのか、完全同居型なのか、といった方向性が見つかっていくのだと考えています。 二世帯住宅の方向性について 二世帯住宅の住まい方については、大きく分けると3つの要因によってある程度の傾向があることがわかります。 実際に皆さんがどのような形で二世帯住宅を考えているのかを確認しながら、自分達に最も合いそうな住まい方を見つけてみて下さい。 もちろん、その相談相手をいち早く見つける事も大切な事になるわけです。 ①親子関係について 一般に、息子夫婦との二世帯住宅は分離の傾向が強いと言われています。 異なるご家庭の女性お二人の場合には、やはり奥様の聖域である キッチンについても別にあった方が良いようです。 逆に、娘夫婦との同居の場合には共有の傾向が強いとされています。 ランチ等もせっかくだから一緒に食べる?と言う事も多いのです。 ②子世帯について 子世帯の奥様が働いていらっしゃるか、専業主婦なのかによっても変わってきます。 専業主婦の場合には、やはり気を使われる事も多いのか、分離の傾向が強く表れ、共働き夫婦の場合には、 お子様の教育の問題や御留守番の問題等、共有の傾向が強く出てくるそうです。 ③親世帯について ご両親様と同居の場合には、それぞれのプライバシーを尊重したいという意味でも、分離の傾向が強いと言われています。 そして、お父様だけ、またはお母様だけといった二世帯の場には、共有となる事が多いと言われています。 もちろん、上記の話は一般的なお話ではあります。 けれど、住まう人の在り方によってもこのように二世帯住宅の形がおぼろげながらも見えてくるのだと思います。 いずれにしても、「二世帯」住宅というくらいなのですから、それぞれの世帯が無理が無く楽しく暮らせるように、お手伝いさせて頂きますので、ご安心ください。
2023.07.01
#二世帯住宅
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二世帯住宅の間取り ①玄関別、室内のドアを隔てて行き来できるタイプ
二世帯住宅の間取り ①玄関別、室内のドアを隔てて行き来出来るタイプ 今回のコラムでは、二世帯住宅の具体的な間取り(プラン)の実例から、どのような工夫があるのかを 具体的にご紹介していきたいと思います。 また、ご紹介した内容や二世帯住宅について、わかりやすくまとめたリバティホームオリジナル資料 「狭小地の二世帯住宅を徹底検証!」 が、完成しましたのでぜひ皆さまの家づくりにお役立て下さい。 事例で見る 二世帯住宅の間取りポイント 玄関別、室内のドアを隔てて行き来出来るタイプ プランの概略 玄関は別ですが、室内のドアを隔てて行き来出来るタイプの二世帯住宅です。 キッチンやお風呂、洗面室もそれぞれの世帯で独立して使うご希望でした。 親世帯は、1階部分を中心にお二人で使用の2LDKタイプ。 子世帯は、2~3階を中心に4人家族の4LDKタイプ。 物件の概要 敷地面積/108.61m2(32.85坪) 1階/66.88m2(20.23坪) 2階/57.96m2(17.53坪) 3階/35.40m2(10.70坪) 合計/160.24m2(48.47坪) 1階部分 プランニングのポイント ① このプランのように玄関をそれぞれ独立して設置する場合、どうしても玄関ホールの大きさに制限が出ることが多いようです。このプランは弊社でも比較的大きめの二世帯住宅ですが、それでもお子様世帯の家族数によっては、靴をしまうスペースが足りないという事にも、なりかねません。 そんな時にとても役に立つのがシューズクロークです。特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭ですと、外で遊ぶ為の遊具や雨具なども収納できますので、玄関がスッキリすると同時に使い勝手も非常に良いものになります。 ② このドアが、完全分離型の二世帯住宅にするか、室内で行き来できる二世帯住宅にするのかを分けるポイントになるドアです。それぞれのプライバシーも考慮しながら、何かあればすぐに駆けつける事の出来る連絡通路になりますし、いわゆる”スープの冷めない距離”を保つ為の便利なドアになるのです。 ③ 二世帯住宅のキッチンでは、いずれか一方をコンパクトなタイプにすることが多いようです。特に奥様のご両親との二世帯住宅の場合ですと、お昼はお母様と一緒にお食事をされたりと兼用するケースもあるのです。 敷地の形状によってキッチンが一ヶ所となる場合であっても、ちょっとした炊事やお湯を沸かす等、ミニキッチンを設置しておいて良かった・・・という声も多く聞かれます。 ④ 今回のプランのように、設備関連を各世帯で独立型に設定した場合には、洗濯物を干すスペースについても、それぞれで確保したいところです。 このプランのように屋根付きテラスであれば(2階部分のバルコニーが屋根の代わりになっているのです)、お買い物や外出の際急な雨に対しても、十分間に合いますのでお勧めです。 2階部分 3階部分 ⑤ ④でもお話しましたが、洗濯機が1・2階双方に設置してあるのがおわかりかと思います。実際にお建てになられたお施主様の声の中でも、「出来るなら洗濯も別々にしたい」とお考えになっている奥様も多いようです。 これは、共働き世帯に特に多いご希望で、それぞれの洗濯をする時間の違いが大きく影響しています。子世帯の場合、奥様が帰宅された後で夜に洗濯をしたいというご家庭が増えているからなのだそうです。 ⑥ このプランでは設置しておりませんが、お施主様によってはトイレの数を心配される方もいらっしゃいます。 特に寝室の近くである3階にもトイレが欲しいという方は意外に多く今のお住まいですでにトイレを2ヶ所使っているご家庭では、使い勝手が悪くなってしまってはいけませんので、忘れずに設置したいものです。
2023.07.01
#二世帯住宅