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3階建て住宅のポイント
昨年、リバティホームで家づくりを進めて頂いたお客様のうち、 全体の3分の2に近い65%もの方々が3階建てをご希望され、 完成・お引き渡しを迎えられました。 最近でこそ「狭小住宅」という言葉が一般的にも浸透し、お問い合わせの際にも、そのキーワードを頼りに当社のホームページに辿り着いた、という方も少なくありません。 そこで、今回は3階建て狭小住宅をご計画される際のいくつかのポイントをまとめてみましたので、皆さまのご参考にして頂けたらと思います。 ポイント1 道路の幅ってとっても大切なんです これは3階建てだけに限らないのですが、家を建てる場合には必ず幅員(道路の幅です)が4m以上ないと、原則として建築基準法上の道路として認められません。認められないと言う事はつまり、家が建てられないということなのです。 「でも、うちの前の道路は3m位だけど、家は建っているよ」 そうなのです。そこが今回のポイントです。 つまり今後新しく新築をご計画される場合には、将来的に4mになるように敷地を下げて建築をしなければならないのです。(これをセットバックと言います) 江戸川区を始め、葛飾区、江東区、足立区、荒川区などの東東京エリアでは、元々ある道路が狭い場合も多く、今の土地からさらに小さくなってしまうの?というお悩みも皆さまから大変多くお聞きします。だからこそ、狭小住宅という建築そのものに慣れている業者を見つける事が、家づくりの大切な「始めの一歩」となるのです。 ポイント2 お隣のトイレやお風呂はどこ? これはもちろん、お隣さんのお風呂の位置が知りたい訳ではありません。 でも、こちらのリビングの大きな窓の向こう側にお隣のトイレがあったとしたら? また換気が出来るように計画した窓の向こう側に、お隣の換気扇の排気口が向いていたとしたら、窓を開ける度にお隣さんの今夜の晩御飯がわかってしまうかも知れません。 狭小住宅の場合、一般的な建物よりもずっとそういった近隣の状況の確認が必要になってきます。そして天窓(トップライト)や中庭(パティオ)といった具体的なご提案が大切になってくるのです。 ポイント3 リビングと階段の親密な関係 3階建て住宅のポイント階段の位置。 これも狭小住宅ではとても大切な要素のひとつです。 一般的な住宅でも階段位置は重要と言いますが、狭小住宅の場合は特に、階段位置や種類がリビングの広さに直結しますので、写真のようなシースルーの階段で広さの演出をすることもあります。 狭小住宅の場合、間仕切りをガラスで造作したり収納スペースを平面ではなく、立体的に取る工夫が必要になったりもするのです。 また階段にホール部分を作るだけで約1坪弱(畳2帖弱)変わる場合もあるので、最後まで悩まれる方が多いのも、この階段部分なのです。 ※こちらでご紹介した内容以外でも、たくさんのポイントがございますので、モデルハウスでその工夫の数々を体験してみてはいかがでしょうか。
2023.07.02
#狭小住宅
#3階建て住宅
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建て替え、1981年が目安です
リフォームや建て替えを検討されていらっしゃる方は非常に多く、築20年を超えた方ならば一度は考えたことがあるのではないでしょうか。 その中でも1981年以前の建築、つまり築35年以上の皆様が真剣に検討されています。 建て替えやリフォームを検討するには十分な築年数ですが、それに加えて1981年以前と以後では建築の基準が大きく異なるのです。 もちろん1981年以前のものでも「頑丈な家」を重視された場合には現在の基準をクリアしているものもあるでしょうから、築35年を超えたものすべてに工事が必要なわけではありません。 耐震補強といっても、土台を強化するもの、壁を強化するもの、柱を強化するもの、そして耐震・制震装置を設置するものなど、その方法は多岐にわたります。 環境にあわせて工事をすることが最良であることは言うまでもありません。特に城東地域は水害の不安のある地域でもありますから、それらに合わせて最適な方法を探すようにしてください。 特にリフォームの場合は、工事中は一時的に不自由な生活になることも多くなります。 一方建て替えは仮住まいでの生活、そして二回の引っ越しが必要になることからも、やはり精神的に疲れてしまう面もあります。 従いまして、工事だけではなくご家族の健康面なども考えて予定を立てることが必要になるでしょう。 皆様が今後100年を安心してお住まいになれるよう、お手伝いして参ります。
2023.07.02
#狭小住宅
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二世帯住宅の光熱費は分けるのがいい?
二世帯住宅の光熱費 計算方法は? 間取りと同様に、二世帯住宅を建てるときに重要視したいのが光熱費の計算方法です。 建物で一括なのか分けるのか。分けるとしたらどの段階から分けるのか。 方法はいくつかあります。 同じ家に住んでいても、世帯ごとにライフスタイルや時間帯は異なってきますので、光熱費も分離するのが自然なケースが多いようです。 二世帯住宅一軒で一か所のメーター契約をして、基本料金を一軒分としてコストダウンを図るのもいいかもしれません。 ただしその場合、現在は各家庭で多くの電化製品を使う生活になっていますから、契約アンペアを大きなものにする必要があり、基本料金が上がってしまうケースもあります。 基本料金から分割 メリット・デメリットは? では基本料金からしっかり分けるのは? これもまたメリットデメリットがあります。 メリットは何と言っても世帯ごとに使った分をきっちり支払える明確さ。 そして将来的に、一世帯分を賃貸で貸しだすなどの変化を考えている場合など、は最初から分離するのがいいでしょう。 その場合のデメリットは初期のコストが上がることでしょうか。 一例をあげると電気と水道のメーター設置には、それぞれ約30万円。ガスも約15万円かかります。 また、メーター本体を検診などの都合を考えて道路に接している面の一か所にまとめたいため、配管や配線が長くなりやすいことも忘れてはいけません。 家を建てることは、本当に考えることが盛りだくさんですね。 このように悩みどころの多い二世帯住宅こそ、経験豊富な注文住宅会社に 相談することで、解決することも多いのです。
2023.07.02
#二世帯住宅
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二世帯住宅の間取り ②玄関共有、キッチンは別々のタイプ
こちらのコラムでは、二世帯住宅の具体的な間取り(プラン)の実例から、どのような工夫があるのかを 具体的にご紹介していきたいと思います。 事例で見る 二世帯住宅の間取りポイント プランの概略 玄関が1ヶ所(共有タイプ)、キッチンは別々にしていますが水廻りは一緒に使うパターンです。 また、特長的なのが敷地の形状です。もちろん二世帯住宅だけに限りませんが、変形敷地に対しても 柔軟に設計し、より使いやすいプランのご提案をするのも弊社の強みです。 親世帯は、1階が生活の中心で2階を一部共有するタイプ。 子世帯は、2階~3階を使い、水廻りを共有。 物件の概要 敷地面積/86.14m2(26.05坪) 1階/48.85m2(14.77坪) 2階/48.02m2(14.52坪) 3階/43.04m2(13.02坪) 合計/139.91m2(42.31坪) 1階部分 プランニングのポイント ① 敷地の形状に合わせて、建物の外壁部分も変化しています。 これ自体は、二世帯住宅の特長ではありませんが、限られた敷地の中でいかに上手にプランニングするかは、いずれにしても重要ですので、ご紹介させて頂きました。 ② リビングに隣接した畳コーナーです。この図面ではわかりにくいのですが、実際にはリビングのフロアから15cmくらい高さを上げてあります。 高低差が使いづらいというお客様もいらっしゃいますが、逆に少し高くする事でベンチのように使う事も出来ますし、畳の下を収納にする事も可能です。 ③ このプランのように、水廻りを共有タイプにしている場合であっても、洗濯機は別で設置する事がやはり多いようです。 普段は収納のように扉で隠してしまう作り方もありますので、プランに合わせて上手に取り入れる事が可能です。 2階部分 ④ この洗面所も二世帯住宅の特徴的な部分を現わしています。 それは、この「アコーディオンカーテン」です。ここにカーテンを設置している理由は、親世帯がお風呂を使っている場合に、子世帯が2階のトイレを使い辛いというプラン上の問題をクリアするために作られた工夫です。例えばお年頃のお孫さんがいたとしても、同様の問題が発生します。もちろんプラン制約上の問題で洗面室からトイレに行く動線になってしまっているからこそですが、このように住む前に住んでからの問題をいち早くご提案できるのも、地元密着で永くご支持を頂ける理由なのかもしれません。 3階部分 ⑤ またご家族の人数が多い場合には、3階にもトイレを設置する工夫は必要です。 もちろん二世帯住宅の場合は、そこに住まうご家族の人数も多くなりがちですから、寝室に近い場所にトイレがあれば、朝の忙しい時間帯などでも便利です。 また、ご紹介した内容や二世帯住宅について、わかりやすくまとめたリバティホームオリジナル資料 「狭小地の二世帯住宅を徹底検証!」 が、完成しましたのでぜひ皆さまの家づくりにお役立て下さい。
2023.07.02
#二世帯住宅
#狭小住宅
#3階建て住宅
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完全分離型二世帯住宅 ②
完全分離型二世帯住宅をプランから考える 完全分離型二世帯住宅リバティホームのホームページを訪れてくださる皆様の、最近最も話題になっているキーワードは、『完全分離型二世帯住宅』です。 玄関を個別にして、キッチンや水回りも別にする。長期的には賃貸併用住宅も視野に入れながら…。と言ったように、悩みは尽きません。 けれど城東エリア(都内東側及びその近郊エリア)での二世帯住宅の建築となると、コストだけではなく“敷地の有効活用”といった新しい悩みの種も生まれてきます。 今回のコラムでは、完全分離型二世帯住宅をプランの部分から考えてみたいと思います。 完全分離型 二世帯住宅プランの実例を検証する 完全分離型二世帯住宅 間取り右のプランは、完全分離型二世帯住宅の参考例です。 参考となる情報をまずはご紹介しましょう。 敷地:100.08m2(30.27坪) 建物:153.18m2(46.33坪) 3階建て 屋上付き 1階は、2DK 2~3階は、4LDK 家族構成は、親世帯が60代のご夫婦 子世帯が40代ご夫婦とお子様2人(13歳、15歳)の 6人家族様を想定しています。 土地の大きさや、家族構成からのお部屋の数を考えますと、とても理想的なプランと言えそうです。 1階には独立したキッチンや水回り。ご両親様それぞれに1部屋ずつ確保出来ています。玄関も二つ設置してありますから、ゆくゆくは賃貸住宅としても利用出来るかもしれません。 そして2階には広々としたリビングとゲストルームとしても使用できる洋間。3階には主寝室とお子様二人分のお部屋も配置してあります。 完全分離型二世帯住宅の場合、このように上下階で分けるパターンと、タテに区切って分けるパターンがありますが(親世帯が1階の半分と2階の一部、子世帯は1階の半分と2~3階という形)、使い勝手を考えれば親世帯には階段を使わずに平面で暮らせるプランの方が一般的と言えるでしょう。 しかし、暮らし方によっては『完全分離型』も万全とは言えません。限られた敷地と納得できる予算の範囲内でベストと思われるプランを検討しているのですから、正解はお客様の数だけ存在するのです。 二世帯住宅のプランに迷ったら… 完全分離型二世帯住宅 施工例写真一般的な単世帯の住宅以上に、プラン上の制約やコスト面でのアップは避けられないのが二世帯住宅です。 詳しくは、こちらのコラムも合わせてご覧ください。 (コラム 二世帯住宅の価格を学ぶ) ですから「二世帯住宅をたくさん建てている建築会社を探す」のではなく、「ご計画されている土地のエリアで二世帯住宅を得意としている建築会社」を探さなくてはいけないのです。
2023.07.01
#二世帯住宅
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完全分離型二世帯住宅 ①
二世帯住宅を考える時に、皆さまが最初にぶつかる問題はやはり 「プランについてどうしよう?」という部分ではないでしょうか? 玄関は一緒?それとも別にする?キッチンは、共有にする?などなどですね。 そして、最近HPのお問い合わせやご相談に来場されたお客様から最も多い質問(キーワード)は、 完全分離型の二世帯住宅について です。 今回はこの「完全分離型二世帯住宅」についてのお話をご紹介したいと思います。 完全分離型の二世帯住宅って? そもそも「完全分離型」の二世帯住宅とは、1棟の建物として建築をするものの、玄関は二ヶ所設置し内部でも完全に分かれ、それぞれが独立している住まい方を指します。 考え方としては、アパートで2つの家族がお住まいになっているところをご想像頂けるとわかりやすいかもしれません。 各世帯のプライバシーを保つ事ができる、と言う意味ではメリットも大きいのですが、大きく分けると二つの特長があります。 1、建物としては「長屋」(集合住宅)というカテゴリーに属するので、避難通路などの規制がある。 2、当然に設備が全て2ヶ所必要になってくるので、費用的に高くなってしまいがちな傾向も。 二世帯住宅をどのように考えていくべきか ここで、もう一度二世帯住宅について振り返ってみましょう。 ここ数年、二世帯住宅を検討されるお客様が増えてきた事については、様々な理由が挙げられます。 例えば、子育てについての不安です。共働き世代の増加により、家事や育児についての親世帯の協力 というのは、何よりも心強いものです。 また逆に、高齢化社会となった現代の日本では親世帯の介護の問題や将来的な不安もあるでしょう。 そういった時代背景を受けて、二世帯住宅が脚光を浴びているのだ、とも言えそうです。 そうするとどうやら次は、「自分達に合う二世帯住宅はどんなカタチなのか」、について考える事がたいへん重要な事になってきそうです。 完全分離型二世帯住宅そうする事で、自分達が求める二世帯住宅というのが、完全分離型なのか、一部共有タイプなのか、完全同居型なのか、といった方向性が見つかっていくのだと考えています。 二世帯住宅の方向性について 二世帯住宅の住まい方については、大きく分けると3つの要因によってある程度の傾向があることがわかります。 実際に皆さんがどのような形で二世帯住宅を考えているのかを確認しながら、自分達に最も合いそうな住まい方を見つけてみて下さい。 もちろん、その相談相手をいち早く見つける事も大切な事になるわけです。 ①親子関係について 一般に、息子夫婦との二世帯住宅は分離の傾向が強いと言われています。 異なるご家庭の女性お二人の場合には、やはり奥様の聖域である キッチンについても別にあった方が良いようです。 逆に、娘夫婦との同居の場合には共有の傾向が強いとされています。 ランチ等もせっかくだから一緒に食べる?と言う事も多いのです。 ②子世帯について 子世帯の奥様が働いていらっしゃるか、専業主婦なのかによっても変わってきます。 専業主婦の場合には、やはり気を使われる事も多いのか、分離の傾向が強く表れ、共働き夫婦の場合には、 お子様の教育の問題や御留守番の問題等、共有の傾向が強く出てくるそうです。 ③親世帯について ご両親様と同居の場合には、それぞれのプライバシーを尊重したいという意味でも、分離の傾向が強いと言われています。 そして、お父様だけ、またはお母様だけといった二世帯の場には、共有となる事が多いと言われています。 もちろん、上記の話は一般的なお話ではあります。 けれど、住まう人の在り方によってもこのように二世帯住宅の形がおぼろげながらも見えてくるのだと思います。 いずれにしても、「二世帯」住宅というくらいなのですから、それぞれの世帯が無理が無く楽しく暮らせるように、お手伝いさせて頂きますので、ご安心ください。
2023.07.01
#二世帯住宅
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二世帯住宅の間取り ①玄関別、室内のドアを隔てて行き来できるタイプ
二世帯住宅の間取り ①玄関別、室内のドアを隔てて行き来出来るタイプ 今回のコラムでは、二世帯住宅の具体的な間取り(プラン)の実例から、どのような工夫があるのかを 具体的にご紹介していきたいと思います。 また、ご紹介した内容や二世帯住宅について、わかりやすくまとめたリバティホームオリジナル資料 「狭小地の二世帯住宅を徹底検証!」 が、完成しましたのでぜひ皆さまの家づくりにお役立て下さい。 事例で見る 二世帯住宅の間取りポイント 玄関別、室内のドアを隔てて行き来出来るタイプ プランの概略 玄関は別ですが、室内のドアを隔てて行き来出来るタイプの二世帯住宅です。 キッチンやお風呂、洗面室もそれぞれの世帯で独立して使うご希望でした。 親世帯は、1階部分を中心にお二人で使用の2LDKタイプ。 子世帯は、2~3階を中心に4人家族の4LDKタイプ。 物件の概要 敷地面積/108.61m2(32.85坪) 1階/66.88m2(20.23坪) 2階/57.96m2(17.53坪) 3階/35.40m2(10.70坪) 合計/160.24m2(48.47坪) 1階部分 プランニングのポイント ① このプランのように玄関をそれぞれ独立して設置する場合、どうしても玄関ホールの大きさに制限が出ることが多いようです。このプランは弊社でも比較的大きめの二世帯住宅ですが、それでもお子様世帯の家族数によっては、靴をしまうスペースが足りないという事にも、なりかねません。 そんな時にとても役に立つのがシューズクロークです。特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭ですと、外で遊ぶ為の遊具や雨具なども収納できますので、玄関がスッキリすると同時に使い勝手も非常に良いものになります。 ② このドアが、完全分離型の二世帯住宅にするか、室内で行き来できる二世帯住宅にするのかを分けるポイントになるドアです。それぞれのプライバシーも考慮しながら、何かあればすぐに駆けつける事の出来る連絡通路になりますし、いわゆる”スープの冷めない距離”を保つ為の便利なドアになるのです。 ③ 二世帯住宅のキッチンでは、いずれか一方をコンパクトなタイプにすることが多いようです。特に奥様のご両親との二世帯住宅の場合ですと、お昼はお母様と一緒にお食事をされたりと兼用するケースもあるのです。 敷地の形状によってキッチンが一ヶ所となる場合であっても、ちょっとした炊事やお湯を沸かす等、ミニキッチンを設置しておいて良かった・・・という声も多く聞かれます。 ④ 今回のプランのように、設備関連を各世帯で独立型に設定した場合には、洗濯物を干すスペースについても、それぞれで確保したいところです。 このプランのように屋根付きテラスであれば(2階部分のバルコニーが屋根の代わりになっているのです)、お買い物や外出の際急な雨に対しても、十分間に合いますのでお勧めです。 2階部分 3階部分 ⑤ ④でもお話しましたが、洗濯機が1・2階双方に設置してあるのがおわかりかと思います。実際にお建てになられたお施主様の声の中でも、「出来るなら洗濯も別々にしたい」とお考えになっている奥様も多いようです。 これは、共働き世帯に特に多いご希望で、それぞれの洗濯をする時間の違いが大きく影響しています。子世帯の場合、奥様が帰宅された後で夜に洗濯をしたいというご家庭が増えているからなのだそうです。 ⑥ このプランでは設置しておりませんが、お施主様によってはトイレの数を心配される方もいらっしゃいます。 特に寝室の近くである3階にもトイレが欲しいという方は意外に多く今のお住まいですでにトイレを2ヶ所使っているご家庭では、使い勝手が悪くなってしまってはいけませんので、忘れずに設置したいものです。
2023.07.01
#二世帯住宅
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誰にも聞けない費用の話
誰にも聞けない費用の話 二世帯住宅をご検討されている方にとって、その建築費や実際にお住まいになられた後の費用負担のお話というのは、なかなか興味深いものではないかと思います。 ここでは、実際に二世帯住宅にお住まいの先輩たちから聞いた本音のお話を元に、皆さまに公開させて頂こうと思います。 (1)建築を始める時の費用負担のお話 二世帯住宅をご計画される際に、最近最も多くお話に出るのが「住宅取得資金の贈与」のお話です。一般に贈与税とは、個人から現金や不動産といった財産の贈与を受けた場合にかかるのが贈与税です。 住宅取得資金贈与の非課税特例とは、直系尊属(父母と祖父母)から、20歳以上の子供または孫に住宅の取得資金として贈与する際に、一定の金額まで贈与税を非課税とする制度です。 この特例の適用を受けるためには、以下の条件を満たす必要があります。 贈与を受ける人が20歳以上であること 贈与を受ける人が直系尊属から贈与を受けるものであること 贈与する住宅が居住用であること 贈与する住宅の取得価額が3,000万円以下であること 贈与する住宅の取得期限が令和5年12月31日までであること この特例は、暦年課税(年間110万円までは税金がかかりません)又は相続時精算課税の、従来の非課税枠に合わせていずれかと適用することができます。 この特例は、令和5年12月31日まで適用されます。 詳しくは、国税庁のホームページもご参考にして下さい。 →国税庁のホームページはこちらです 注意) 親族から、時価よりも著しく低い価格で財産を買った場合や、金銭の支払いが無いままに不動産の名義を変更した場合、また借金の免除を受けた場合などは、贈与というイメージは薄いのですが、税法上は贈与があったものとみなされ課税される場合がありますので、ご注意ください。 詳しくは、プロデュース部の担当者へご相談ください。 (2)お住まいになられた後の費用負担のお話 二世帯住宅で電気やガスのメーターが一緒の場合、どのような使い方をしたのかが明確にならずに、後で問題になる場合もあるそうです。また、家の修理費や共通部分の設備品や家具の購入費など、いわゆる臨時的な出費の場合も同様です。 確かに、新築時にメーターをふたつ付けることは費用的にも倍近くかかるわけですから、「親子なんだし一緒でも大丈夫なんじゃない?」というお客様もいらっしゃいます。 けれど、あいまいにしておくのはトラブルの元です。事前に明確にしておいた方が、不要なトラブルを回避できますし、不満が重なって二世帯解消→お引っ越し、なんて事になってしまってはいけません。 以下に、水道・ガス・電気のメーターについてご紹介しておきます。 ただ、内容は市区町村によっても異なる場合がございますので、事前にご相談下さい。 ・水道メーターについて 1件に1つのメーターが基本となります。ただ水周り(キッチンやお風呂ですね)が別になっていれば、世帯毎の個別契約も可能なようです。どうしても難しい場合は子メーターの設置によって、使用量を計算する事は出来ます。 ・電気メーターについて 玄関が二ヶ所ある二世帯住宅の場合であれば、世帯毎に個別に契約が出来ます。しかし、玄関が一ヶ所であっても、その使用部分が明確になっていれば二つにする事は可能です。こちらも、どうしても二つ設置出来ない場合には子メーターの設置で解決です。 ・ガスメーターについて お客様のご希望により世帯別に契約する事が可能だそうです。 親しき仲にも礼儀ありと言いますが、二世帯住宅の場合の金銭問題は、非常にデリケートな部分でもあると思います。けれど「親子同士なんだから…」とあいまいにしておくのはあまり得策ではないようです。 出来るだけ事前にお話されるのが良いと思いますし、それこそ住宅の担当者に相談してみることをお勧めします。 お住まいになった後まで、笑顔で暮らせる家づくりを応援しています。
2023.07.01
#家づくりのお金
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二世帯住宅のメリットとデメリット
二世帯住宅のメリットとデメリット 二世帯住宅は、色々な意味で親子両世帯にとってメリットが多いと言われます。 例えば子育てという部分で考えてみても、おじいちゃんやおばあちゃんのいる子供たち(お孫さんたち)には、家族の触れ合いという意味でも非常に大きなメリットがあるはずです。 しかし、生活スタイルの違いや食生活の違い、そして休みの日の過ごし方まで今まで自分達が暮らしてきたスタイルとの相違にも直面するのが二世帯住宅の難しい所でもあります。 そんな二世帯住宅の良い所と悪い所(注意して欲しい所、と言った方が分かりやすいかもしれませんね)を皆さんと一緒に考えてみましょう。 二世帯住宅のメリット 二世帯住宅コラム:二世帯住宅のメリットとデメリットお孫さんと一緒に暮らしている祖父母(親世帯)の方々ははつらつとしている方が多いというお話をよく聞きます。 子供世帯との暮らしの中でたくさんの刺激を受けているのかもしれません。また、お味噌汁や煮物などのいわゆる家庭の味も受け継いでいけそうです。 病気の時に親のありがたみを感じる、というお話もよく聞きます。 お子様が急に高熱を出したり、体調が悪くなった時にも、慌てず騒がず「我が家の知恵」を授けてくれるのは、やはり親世帯の経験の差なのだと思います。 そういった生活の暮らしの部分だけでなく、もっとスタートに目を向けるとすれば、金銭面でのメリットも忘れてはいけません。都心に近ければ近い程土地の価格も高い訳ですから、土地を購入して建物も建築するとなると、その費用はそれなりに高価なものになります。 つまり、子供世帯だけではそもそも家が建てられない場合もありますし、親世帯だけでは住宅ローンが組みにくいということも考えられます。 そんな悩みも二世帯住宅であれば、ささっと解決という訳です。 二世帯住宅のデメリット (もちろん解決のヒントつきです) さて次は二世帯住宅で注意して頂きたいポイントに触れてみましょう。大きく分けると、3つのポイントがあると言われています。 ひとつは、生活リズムの違いに注意!です。 朝早く起きて散歩をしたりのんびりと新聞を読んだりして過ごしたい親世帯のお父さん。仕事で遅い時間の帰宅だとしても夜更かしをして録画しておいた映画を楽しみたい子供世帯のご主人様。もちろんお風呂に入る時間も両世帯ではバラバラです。お休みの日の朝もご飯はしっかり食べる親世帯と、お昼まではのんびりしたい子供世帯。数えればキリがないほど生活リズムの違いは見つかります。 そんな心配を感じた方は、プランニングの初期の段階から共有のスペースとプライベートスペースを明確にして計画を進めて行きましょう。 ふたつめの注意点は、奥様の聖域(キッチン)に注意!です。 二世帯住宅の場合、大きくパターンが分かれるのは、子世帯のご主人様の両親となのか、奥様の両親との同居なのかという部分です。何故かと言うと「奥様同士の味が合っているか」がとても重要だからです。 奥様のご両親との二世帯であれば、基本的には母娘の関係がありますからキッチンの争奪戦も起こりにくいですし、味の濃い、薄い、という問題は起きにくいと言われています。ですからご主人様のご両親との二世帯計画の場合は、建物全体のスペースの問題もあるので一概には言いきれませんが、出来るだけキッチンは二ヶ所設置した方が無難かも知れません。最近ではミニキッチンの種類も豊富になってきましたし、将来的な必要性を考えても、異なる階に(2階はメインキッチンで1階はサブキッチンのようなイメージです)キッチンを設置することのメリットは多いとも言われております。 最後の注意点は、生活費の負担に注意!です。 先程お話したキッチンだけではなく、洗面化粧台やユニットバスなど、設備関連も二世帯住宅の場合は増える傾向が多いです。 その場合、毎日の生活で使用する「電気」や「ガス」、「水道」などのメーターも個別に取付けた方が後々良かったというお話も実はよくお聞きします。 どちらの世帯がどれだけ使ったのかが不明瞭なため、 『身内同士だから大丈夫』 とあいまいなままにしておきますと、気まずさの原因になってしまったり、時には大きなケンカの原因にすらなってしまいます。 二世帯住宅とは、二世帯同居とも言える暮らしのパターンなのですから、出来るだけ事前に話し合って分担を決めておく、ですとか、先の例のようにあらかじめメーターを個別に分けておくなどの工夫も必要になってきます。 ちなみに、個別にメーターを分けるためにはプラン上の形態によっても規制がありますのでプランの作成時にしっかりと担当者に伝える事と、複数設置する分だけ費用も割高になりますので、事前に費用確認を怠らない事をお勧めします。
2023.07.01
#二世帯住宅